合成床板
基本構造
パワースラブは工場で底鋼板に縦リブを溶接し、配力筋を設置するところまでを行います。このプレファブ化されたパネルは現場に搬入されてコンクリートの打設を行い、床版として完成します。
パワースラブが完成するまで
パワースラブの特長
Point.1 低価格
パワースラブは工場で底鋼板に縦リブを溶接し、配力筋を設置するところまでを行います。
このプレファブ化されたパネルは現場に搬入されてコンクリートの打設を行い、床版として完成します。
Point.2 長支間対応
底鋼版はコンクリート硬化後は断面力を受持つ構造部材として 機能します。引張り力を受持つ鋼部材と圧縮力を受持つコンク リートを有効に組合わせた合成構造なので、剛性が高く、長い 床版支間にも対応できます。
Point.3 型枠・支保工不要
パワースラブの底鋼板はコンクリートが硬化するまでは、型枠 として機能します。また、底鋼版は縦リブで補強されているの で、それ自体で支保工として自立します。
Point.4 現場の省力化
現場での作業は鋼パネルの設置、配筋とコンクリート打設のみです。作業の省力化と大幅な工期短縮が可能です。
Point.5 輸送上有利
従来のプレキャスト床版は工場でコンクリート打設まで行うのでパネル重量が大きく、現場までの輸送費が高くなります。パワースラブは鋼パネルのみの輸送となり、有利です。