ビジョン
横河ブリッジは明治40年2月建築家横河民輔によって大阪市西区境川に産声をあげました。
以来「社会公共への奉仕と健全経営」という基本理念のもと技術の横河として我が国における鋼橋、鉄骨建築の草創期を担い、戦後においては西海橋、若戸大橋に始まり本四架橋に至る長大橋建設に、また霞が関三井ビルに始まる超高層ビルの建築にと常に橋梁、鉄骨のトップメーカーとして歩んでまいりました。
技術の進歩は目覚しく、超長大橋、超超高層ビルの出現も遠くないと予想されます。
素材も木、石の時代からコンクリート、鉄の時代へと移り、さらにコンクリート、鉄を離れる時が来るかもしれません。
当社は目下鋼・コンクリートの複合構造に取り組んでおりますが、将来にわたり技術の研鑚に努め、グループ企業の持つ能力を有機的に結合し、構造物に関する総合的な企業集団として新たな分野へ挑戦し、質の高いサービスを提案することにより、歴史の検証に耐える良質な社会資本を後世に遺すことを目指しております。